サーフィン

アラフォーサーファーが感じた“東京2020 “サーフィン”

始まってみれば、あっという間だったオリンピック。

世界中のトップアスリート達のパフォーマンスが見られなくなった喪失感で

いわゆる“オリンピックロス”に陥ってしまったでび子です。

考えてみれば、アラフォーである私のこの先の人生において

夏季オリンピックを日本で観戦できる可能性はけっこう低い。

それを思うと、何だか寂しくなってしまいました。

そして、できれば生で見たかったーーーーー!!!

と悔しくもなったのです。

 

オリンピック開催期間中は様々な競技を観戦していましたが

やはりサーフィンには力が入りました。

あまり大きな声では言えませんが、会社のデスクにスマホを置き、

仕事そっちのけでネット観戦に没頭していました。

特に五十嵐カノア選手が、準決勝でガブリエル・メディナ選手相手にフルローテションのエアリバースを決めた時には

思わず小さなガッツポーズをしてしまいました(#^^#)

見事にメダルを獲得した五十嵐カノア選手、都筑有夢路選手だけでなく

日本の国旗を振って力いっぱい応援していた大原洋人選手の姿にも心を打たれました。

 

個人的に興味深かったのは、

イタロ・フェレイラ選手の決勝までの戦い方や

決勝戦で見せた試合運びといつも以上の闘志

そして、金メダルを獲得した際のあの喜び方でした。

ワールドタイトルを手にしたことがある選手にとっても

やはりオリンピックは特別なものなんだなぁ・・・と。

そして、決勝戦でイタロ選手に敗れ、ビーチに座り込む五十嵐選手を見て

オリンピックという存在の大きさを感じました。

  

サーフィン決勝の翌日には、

普段はサーフィンに関わりがないような会社の同僚や知り合いから

サーフィンのことを聞かれて、オリンピックの力って偉大だなぁ・・・

と改めて思うと同時に、

ただの一般サーファーのでび子もなぜだか少し誇らしくなったりもしました(^^;)

  

そしてもう一つ。我が家の小さなサーファーの将来の夢が

サッカー選手から、サーフィン選手に変わりました。

彼は彼なりに、五十嵐カノア選手の全力のサーフィンに感動したらしいのです。

 

開催自体の是非が問われ、様々な制約の中で行われた異例づくしの東京2020でしたが、

オリンピックの力、アスリートの力を大いに感じることができたのは事実です。

特に新競技として採用されたスケートボードやサーフィン等は、オリンピックに新たな風を吹かせたのではないでしょうか。

次は3年後のパリ五輪。サーフィン競技の舞台はチョープー。

さらに進化した五十嵐カノア選手が見られると思うと、

わくわくせずにはいられないのでした。

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