私が波乗りを始めたのは20年以上前・・・
当時流行していたボディボードを購入したのがきっかけでした。
その4年後、友達に誘われて藤沢駅南口のムラサキスポーツに行き、
サーフボードを買ったその日から私のサーフィン人生が始まったのです。
(まぁ、そんな大袈裟なものではありませんが・・・)
いつかの元旦の鵠沼海岸
ボディボードをたしなみ、波に乗ることの楽しさは知っていたけれど、
運動神経が悪い自分が波の上に立つなんてできっこない!
とボディボード時代にいつも思っていたし、
20年前は今と違って女性のサーファーも全然いなくて何となく肩身が狭い。
とにかくサーフィンを始めることに消極的でした。
つきあい程度で友達とムラサキスポーツに行ったのですが、
友達のやる気と、店員さんの勧めに背中を押され、
NOと言えない日本人の私は、
サーフィン道具一式を購入したのです。
2002年の4月のことでした。
もう19年も前のことなのに、つい昨日のことのように感じてしまうのは、
OVER40の図々しさかもしれません( ´∀` )
買ったのは6’6”のファンボード(今でいうミッドレングスっていうやつですね)
浮力があって、ノーズ(ボードの先端)が何となく尖っていて
デザインは女子向け。
ターゲットは、 いずれショートボードに乗りたい女子 だったような気がします。
今思えば「ロングボード」という選択もあったのかもしれませんが、
当時の私は、サーフィン=短い板 と思い込んでいました。
2002年4月末日、新しいボードを抱え、
ショートボーダー気取りでプールガーデン前(現在のスケートパーク前)にて、
意気揚々と初入水をしたことが思い出されます。
それから月日は流れ、年齢はとっくに40歳を越えましたが、
今も飽きずにサーフィンを続けています。
持ち前の運動神経の悪さのせいか、
完全に自己流なのが悪いのか、
最初の頃は、ずいぶん長い間ボードの上に立つことができませんでした。
何度も諦めそうになったけど、しつこく海に通ううちに、
何とかテイクオフ(波に乗って立ち上がる動作)ができるようになったのです。
ファーストボードで横に滑れるようになるまで軽く3-4年はかかりました(-_-;)
その後は、ムラサキスポーツが定めたターゲットの通り(笑)
ファンボードからショートボードへと乗り換え、
今も5’8”や5'10"のショートボードを愛用しています。
完全に下手の横好きというやつで、
「海とサーフィンがとにかく好き」
ただそれだけの思いで長いこと続けているけれど、
いくらやっても上手くならない。
でも、それがサーフィンを続けている理由であるような気がしています。
サーフィンというスポーツが東京オリンピックの追加種目に選ばれたことや、
昨年からのコロナウィルスの影響もあってか、
感覚値ではありますが
ここ数年のサーフィン人口は増えたような気がします。
鵠沼海岸や片瀬海岸で、サーフィンスクールをしている姿もよく見かけます。
私の周りのママ友も、去年あたりからサーフィンを始めた人が結構います。
せっかく湘南に住んでいるから
海が好きだから
新たな趣味にしたい
子供が成長して、自分の時間が増えた
など、始めるきっかけや理由は様々ですが、
みんなそれぞれ、サーフィンを楽しんでいます。
アラフォーの方や、それ以上の年代の方でも、
「サーフィンに興味があってやってみたい」と思っている方がいれば、
私は強烈におすすめします。
海という自然に向き合い、
波に同調することで得られる何とも表現しがたい感覚に、
きっと衝撃を覚えることでしょう。
身体の不調が顕著になってきたり、何かとバランスを崩しがちな40代。
年代による様々な変化を感じ初めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日常生活におけるストレス解消や運動不足解消にも
サーフィンはもってこいだと思います。
今年こそは!と意気込みをお持ちの方はもちろん
初めの一歩を踏み出すことに迷いがある方も
Let's try surfing!!