サーフィン

湘南サーファーによる、屋外で温水シャワーを使うためのDIY

温水外シャワーの設置を業者に依頼するのは

費用の面から断念したでび子ですが、

どうしても海上がりに温水シャワーを使いたい!

諦めきれない私は、他の方法がないものかとインターネットで検索してみました。

 

プロに頼むから高いのであって、自分達で何とかならないかしら?

と、あれこれ調べているうちに

ガスの給湯器から直接分岐する方法にたどり着きました。

これなら何とかなりそうだぞ・・・ということで

Do-It-Yourself!!

を心に決めたのでした。

 

今日は、実際にやってみた手順と使った道具について紹介していきます。

道具さえ揃えば、1時間程度で屋外でお湯を使うことができます。

※あくまで素人が行うDIYなので、参考程度にとどめてください。

準備編

   

給湯器の位置を確認する

まずは、住宅のどこに給湯器がついているかを確認します。

我が家のお風呂は1階にあるのですが、

給湯器はそのすぐ裏(外壁側)に設置されていました。

管の接続口径を調べる

今回のDIYでは、給湯器に合った管が必要になるので

給湯器の型式を確認し、分岐する管の接続口径を確認する必要があります。

給湯器に貼ってあるラベルで型式を確認しました

 

しかし、でび子はせっかちでうっかり屋なので

型式だけを確認し、さっさと近隣の大型ホームセンターに来てしまいました。

ホームセンターの水道コーナー

業者の方も出入りしているホームセンターなので、

水道コーナーもなかなかの品揃えです。

しかし、あーだこーだと色々見てみたものの、

基本的に準備不足の私達夫婦はどれを買っていいものやらさっぱり分からず。

ひとまず、分配するための部品(チーズと呼ばれるT字管)の接続口径を調べることに。

 

インターネットを駆使して、

NORITZの給湯器の型式から調べてみましたが、結局判明せず。

こういう時は、最終的には電話です。

NORITZのコールセンターに問合せてみたところ、

給湯器の型式と合致する接続口径を直ぐに教えてくれました。

しかし、残念なことに、訪れたホームセンターには在庫がありませんでした。

 

必要な部品と工具を購入する

接続部品

結局のところ、ネットで部品を購入することにしました。

今回用意した部品は4つです。

まずは、お湯が出る配管から直接つなげるチーズという部品。

チーズ

そして、お湯の出したり止めたりするために必要なコック

一般的な蛇口のハンドル部分にあたるものです。

ネットを探してみたところ、様々なタイプのものがありましたが、

取り付ける部分にあまり隙間がなかったため、小型でシンプルなものを選びました。

コック

さらに、コックと吐水口(お湯が出てくる口先端)をつなぐエルボと呼ばれる部品も購入。

チーズと吐水口を接続する際に、配管の角度を変えるためのものです。

エルボ

吐水口としてそのままホースにつなげぐことができる、メタルネジ合金と呼ばれる部品。

屋外専用のものがあるらしいので、それを購入しました。

メタルネジ口金

さらに、水漏れを防ぐためのパッキンも購入。

部品に付属されていなかった、チーズとコックを接続する際に使います。

パッキン

作業に必要な工具

取り付ける部品以外に、忘れてならないのは部品を取り付けるための工具です。

水道工事といえばスパナのイメージがありますが(私だけ??)

実際にはモンキーレンチが一番重宝するそう。

調節がきいて作業効率の高いモンキーレンチを用意することにしました。

自動車整備士の資格を保有する夫はそれなりに工具を持っていますが、

家にあるモンキーレンチでは対応できなかったため

口幅が合うモンキーレンチの中で一番安いものを購入しました。

上:今回購入した口幅30㎜のモンキーレンチ
下:既に持っていた口幅25㎜のモンキーレンチ

以下の写真に写っているものが、今回のDIYで使ったもの全てです。

これで準備は完了!

作業に取りかかります

 

作業編

作業をするための準備をする

まずは、給湯器のカバーを取り外します。

前面のパネルと、今回作業をする側の右のパネルを外しました。

外したパネルは、破損しないように安全な場所に保管しましょう。

給湯器の中身を初めて見ましたが

屋外にあるものなので、それなりに汚れはありますね(^^;)

配管を接続するのは、ピンク色の管です。

念のため、この管で合っているのかを確かめるのに

お風呂場でシャワーを使ってみたところ、このピンクの管が温かくなりました。

確認が済んだところで忘れてならないのは・・・

「水の元栓を切る」ということです。

これを忘れると、ピンクの管からジャブジャブ水が出てしまい、

大変なことになります(-_-;)

ガス給湯器のスイッチも切りました。

作業開始

さぁ、いざ作業をスタートします!

作業をしやすくするため、ピンクの管を覆っている白いカバーは思い切りずらします。

そして、ピンクの管のナット部分をモンキーレンチで緩め、本体から外します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dsc_06373004666995735398902-scaled.jpg

ピンクの管にチーズを接続する前に、チーズにパッキンを装着します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dsc_06381319027367386534325-scaled.jpg

メインの配管(本体の管)に接続するのは、チーズの径が大きな方です。

ネジに合わせて、手で水平にゆっくりと回していきます。

最後はモンキーレンチで締め付けます。

接続したチーズの逆側に、先ほど外したピンクの管を取り付けます。

さらに、T字型のTの下の部分(径が小さい方)にコックを接続します。

さらに、エルボを取り付けます。

最後にメタルネジ口金を取り付けます。

これで部品の取り付けは完了です。

試運転

さぁ、これで実際にお湯が出てくればDIYは成功です。

水栓を開け、給湯器のスイッチをONし、実際にお湯が出るかを試します。

いざコックを捻ったところ・・・

温かいお湯がジャブジャブ出てきました!!

DIY大成功!!!

最後に元通りにカバーをつければ作業は全て完了です。

すぐにでもお湯シャワー用のホースを繋いでみたいところですが、

それはまだ購入していなかったので、とりあえず庭用のホースを

メタル口金部カチャリとセットし、実際に外シャワーとして使えるかも試してみました。

これも問題なく使うことができました。

どこからも水漏れしている様子はありません。

あとは、使い勝手の良さそうなオシャレな温水用の外シャワーを探してみたいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

部品さえ揃えば、DIYで温水の外シャワーが使えるようになりました。

これで湘南サーフィンライフがさらに充実しそうです。

私のように温水外シャワーをつけなかったことを後悔してる方や

手軽にお湯を使いたいと思っている方がいれば

是非参考にしてみてください。

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